JP
| ENHAIR SALON
MAR, 2025
CLIANT : RED
CONSTRUCTOR : KENZOU
PHOTOGRAPHY : NORIHITO YAMAUCHI
還元から立ち上がる空間。
REDという名は、reductionの還元や削減に由来する。プランを再構築していく過程で、最終的には極限まで削ぎ落としたミニマルな構成に辿り着いた。内装壁は塗装のみで仕上げ、ファサードはタイル張りとし、目地材を排除することでタイルそのものの立体感を際立たせている。照明はダクトレールにスポットライトを設置。レイアウトとミニマルなディテールに要素を集約し、椅子とミラーは、オーナーの意向を受けて選定した。この空間は、完成と未完成のあいだに静かに身を置く器であり、必要なときに必要なものだけが重ねられていく。オーナーの想いと共に。還元とは、壊すことでも、失うことでもない。必要なものだけを残し、場の本質を見出すこと。REDはその思想を、都市の片隅で静かに体現している。